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第4章 交流が変化させる「立川の街イメージ」
-モノレール全線開通によるプラス効果-

沿線5地区の変化の傾向――利便性や界隈性の評価高まる

 立川の街イメージについて、調査では13の項目について「とてもそう思う」から「全くそう思わない」まで4段階の中から回答を求めた。
ここでは「とてもそう思う」「まあそう思う」を合わせて「そう思う」として分析を進める。

第1次調査(99年12月)でも対象としたモノレール沿線5地区(玉川上水、泉体育館、万願寺、高幡不動、多摩センター)の住民が抱いている立川の街のイメージを全線開通前の1次調査と比較すると、「買い物が楽しめる街」が7.9ポイントも高まって69.7%になったのをはじめ、「時代の先端的な情報に触れられる街」「庶民的な親しみがある街」「絶えず変化している刺激的な街」「ブラブラ歩きが楽しい街」といった、利便性や界隈性が評価される項目で、高い評価結果が得られた(図表10)。
これらは、統計的有意性を考慮して絶対値で|3.0|ポイントの差がある項目から見た結果である。

ところが、「文化活動が盛んな街」「清潔な街」「高齢者や障害者に優しい街」「危険やこわさを感じさせない街」「おしゃれして出かけたい街」「落ち着きのある上品な街」といったどちらかというと街の品格を表してくれる項目で「変化が見られない」。
利便性や界隈性も重要ではあるが、近隣のとくに多摩ニュータウン周辺の住民をひきつけるためには、街の品格を高める項目への注目も重要ではないだろうか。

図表10
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