省エネ改修事例 (株)菊川園

建築の専門家の協力を得た店舗内照明の更新により、照明の電気使用量50%削減を達成!

事業所の概要

事業所名 (株)菊川園
主要事業 食品販売業
エネルギー
使用量※
約503 GJ(原油換算:約12.9 KL)
エネルギー源 電気
CO2排出量※ 約19.7 tCO2

※立川商工会議所による省エネ診断報告書より

エネルギー使用についての現状や課題

東日本大震災に伴う節電対策として、店舗内のスポットライトの消灯や照明の間引きを行いました。しかし、店舗が暗いままだと商品の見栄えがよくないため、次第に、節電に取り組むことについての悩みが大きくなってきていました。

そんなとき、商工会議所主催の第3回環境シンポジウム(平成24年2月)に参加し、既存ビルの省エネ取組の発表で、明るさを保ったまま省エネを実現できることを知り、当店でも取り組みたいと思いまして、省エネ診断に申し込みました。

省エネ診断後の取組とその結果

省エネ診断をふまえ、具体的な照明設計を専門家に依頼

省エネ診断の結果、電気使用量の約6割を照明が占めており、これらを更新(例:LED化)することで省エネが図れることが分かりました。

この診断結果をふまえ、建築の専門家に照明の更新設計をお願いしました。専門家へお願いした理由は、照明器具数を減らし省エネ効果をより促進するとともに、建物の目的(店舗)に合わせた照度を確保するには、専門家に頼むのがよいと判断したためです。

店舗内の照明配置について、照度シミュレーションやコスト面での比較検討をしてもらいました。その結果、ベース照明については、LEDよりもG-Hf(高性能蛍光灯)が平均照度やコスト面から有利であることが分かり、G-Hfを採用することとしました。スポットライトはLEDを採用しました。

照明の更新により、前年比50%も電気使用量が削減! ついでに照明焼けも解消

照明を更新した結果、照明の電気使用量は前年比50%の削減となりました。

しかし、店舗内は、逆に前より明るく感じられます。専門家に最適な照明配置を検討してもらったおかげです。

スポットライトについては、従来のハロゲンランプでは商品に照明焼けが見られましたが、LEDではそれも見られません。

省エネ診断・改修を受けての感想、今後の取組など

省エネ診断や照明配置の検討を通じ、省エネへの意識が深まった

省エネ診断やその後の照明配置の検討を通じて、省エネ対策に対する意識が深まりました。当店のような小売店の場合、どうしても照明の量が多くなってしまうことから、照明対策は特に重要だと思います。

経営改善診断により、省エネだけでなく経営面も改善

省エネ診断で指摘された改善点については、以前から感じていましたが、改めて第三者からデータを伴って客観的に指摘されたことで再認識することができました。

また、省エネ診断と同時に受けた経営診断についても、改善アドバイスを参考に、ダイレクトメールのみならず広告チラシを作成しました。そういった意味で、省エネ・経営改善診断を受けたことは有意義でした。

お客様との会話で省エネを話題に

省エネ診断で指摘された改善点については、以前から感じていましたが、改めて第三者からデータを伴って客観的に指摘されたことで再認識することができました。

省エネ改修を行ったことやその効果について、広告チラシでPRしています。また、お客さんのうち、省エネに関心をもつ方に対して、省エネ対策の話をする等、普及啓発に協力しています。

(株)菊川園省エネ改修イメージ