省エネ改修事例 仁礼工業(株)

補助金制度を活用し、ガスヒートポンプ式空調機を更新。節ガス・節電意識の徹底により前年比10%台の省エネを達成!

事業所の概要

事業所名 仁礼工業(株)
主要事業 合成樹脂製品の製造・販売
エネルギー
使用量※
約7,400 GJ(原油換算:約190KL)
エネルギー源 電気、LPガス
CO2排出量※ 約310 tCO2

※東京都省エネ診断報告書より

エネルギー使用についての現状や課題

以前より、お金をかけずにできる省エネ対策は順次実施しており、省エネ対策に多少の手詰まり感がありました。また、省エネにお金をかければコスト削減につながることは理解しているものの、短期間でどれだけの成果が出るのか具体的に分かりにくいこともあり、投資を伴う対策になかなか踏み込めない状況でした。

そういった中、2010年11月、東京都の省エネ診断を受診しました。診断の結果、ガスヒートポンプ式空調機の更新を始め、複数の改善提案を受けました。特に、ガスヒートポンプ式空調機は、設置以来、大事に使用しているものの、長い年月が経過していることもあり、整備費等も含めた費用対効果の点で見ると改修した方が有利であるとの診断結果でした。

省エネ診断後の取組とその結果

仁礼工業(株)省エネ改修イメージ

2011年2月、立川市の「中小企業二酸化炭素排出量削減事業施設改修費補助金」を活用し、5Fフロアのガスヒートポンプ式空調機2台を更新しました。

押出成形機のモーターについては、交換時期が来る度に、省エネ性能の高いものに更新しています。

また、東日本大震災に伴う電力供給力不足への対応として、節ガス・節電を徹底しています。

取組による省エネ効果

LPガス使用量を前年比で約18%削減

改修以降の効果として、2011年3~6月の4ヶ月間でLPガス使用量を前年比で約18%削減しました。

更新前の空調機には吹出口が2箇所あり、片方のみ運転すると調子が悪くなるので、人がいなくても2口とも運転する必要がありました。更新後は個別に運転可能となり、合理的な運転管理ができるようになりました。今後、他のフロアでも機会があれば順次更新していく方向です。

社員の省エネ意識が向上し、電気使用量も減少

また、同じ4ヶ月間で、電気使用量を前年比で約12%削減しました。電気機器については、運用改善(使用方法の工夫)の効果であり、社員の意識(節電・節ガス)は向上していると考えています。

省エネ診断・改修を受けての感想、今後の取組など

省エネ診断により、省エネ効果が具体的に把握できる

省エネ診断報告書は、省エネによるメリットが数値的な具体性をもって示されるため、非常に役立ちました。省エネ補助金も、単価が高い機器を改修する上で非常に助かりました。